秋北新聞に掲載されたコラム原稿です。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ついに次期Windows(OEMは今年11月頃。パッケージは来年1月)であるVistaのベータ版が一般配布されました。ダウンロード数に限りがあるので興味のある方はお早めにダウンロードしてください。Vistaは32bit版と64bit版があり、32bit版はここ1・2年に発売されたパソコンであれば、ハードディスク、メモリーやグラフィックボートの増設次第で利用可能です。
32bit版はWindowsXPの見た目を64bit版に近づけただけという印象を持ちました。こんなVistaはVistaじゃないでしょう。とはいえ、64bit版を利用できないパソコンでVistaを感じたいならこれしかありません。
さて、本物のVistaである64bit版はというと、凄すぎです。実験したパソコンのスペックは以下のとおりなのですが、パワー不足でした。
CPU:PentiumD805 メモリー1GB
HDD:SATA120GB グラボ:RADEONX1300PRO
CPUの稼働率はウィンドーを開くとき50%を越え、メモリーは常に60%使用しています。Vistaにはパソコンの快適ぐあいを評価するアプリケーションも付いており、それによると評価は3でした。これで評価が普通?重いよ!先に使用率を書きましたが、体感速度はPentiumⅢ500MHzのメモリー192MBでXPを利用しているようなものです。遅いです。Vista64bit版を快適に動作させるにはかなりのスペックが必要ですよ。
何人かのお客さんもVista64bit版を試すんだとハードディスクやメモリー、グラフィックボードを買われていきましたが、これから試されるのであれば、このコラムを参考にしてください。Vista64bit版を快適に動作させるには、CPUは64bit対応のものでPentiumD805以上。メモリーは2GB。ハードディスクはSATA120GB以上。グラフィックボードはRadeonX1600PRO以上必要です。ということは、WindowsVista64bit版を動かせるパソコンはかなりのパソコンでないといけないということで、金額的にも昔に少し戻るのですね。昔はパソコン一式80万円以上したもんなぁ~。そこまで高価じゃないけど30万円前後になっちゃうね。ということは、メーカーは在庫一掃しなきゃいけないから(いつも新古のようなDELLの15万円以下のパソコンも含めて)しばらくは本当にVista64bit版が快適に動くものとまったく動かないものが入り乱れて量販店とかに並ぶんだろうなぁ。
あなたが今お使いのパソコンは、この要求を満たしていますか?満たしていなければ、または、増設や取替えによって満たすことができなければ、そのパソコンの寿命というか使命を果たすのも近いということです。
店頭にて32bit版と64bit版をデモしておりますので、興味のある方は見学にいらしてください。 PR |
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1965/08/21
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パソコンの先生
自己紹介:
10歳ぐらいからパソコンを始める。設備用3次元CADの開発に10年携わる。その後家内の実家のある秋田県大館市に移り住み、パソコン教室を営む傍ら、大学等非常勤講師などを経て、現在パソコン専門店でパソコンの先生をしています。
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