秋北新聞に掲載されたコラム原稿です。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 企業がコンピューターを導入するにあたり注意しなければならないことがある。それは電動シュレッターや鉛筆削り機のように精度の向上とスピードアップが行える便利な機械を導入することと一緒にしてしまうことだ。
手紙を書いてから相手に届くまでを見てみましょう。
① 紙にペンで手紙を書いて、封筒に宛名を書いて切手を貼ってポストに投函する。
② 郵便局が宛先郵便受けまで輸送する。
③ 相手は郵便受けを確認し手紙を読む。
これを機械化すると
① タイプライターやワープロを用いて手紙を書く。
② ③は従来通り。
でもIT化するとどうだろう。
① メーラーで手紙を打ち込んで送信ボタンを押す。
② 相手もメーラーで手紙を確認し読む。
ポストに投函し郵便局員が相手に配達する紙もペンも進化(IT化)するといわゆるEメールになる。手紙を書くということでさえ、これだけ大きく工程がかわるのだ。仕事ともなればなおさらなのです。従来通りの工程でITを利用すると返って効率が悪い場合が多いことになる。ワープロやタイプライター代わりにパソコンを用いるのは無駄としかいえません。
コンピューターは便利すぎる道具だ。導入に当たっては現在の作業工程を見直し、効率の良い使い方を心掛けてほしい。あなたの会社はどうですか?効率の良い使い方をしていますか?「なんも、手で十分だ」、「パソコン無くても困らない」なんて言っている貴方、冷静に前向きにIT化に取り組んで見ませんか?前にも云いましたが、年齢は理由になりません。80歳過ぎてもビデオ編集を楽しむ方もいるのです。3歳で知育ソフトを楽しむ子供もいるのです。 PR |
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1965/08/21
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パソコンの先生
自己紹介:
10歳ぐらいからパソコンを始める。設備用3次元CADの開発に10年携わる。その後家内の実家のある秋田県大館市に移り住み、パソコン教室を営む傍ら、大学等非常勤講師などを経て、現在パソコン専門店でパソコンの先生をしています。
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