秋北新聞に掲載されたコラム原稿です。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 毎年夏になると動作のおかしいパソコンが運ばれてくる。いずれも熱対策が不十分なためCPUが熱暴走していたり、電力不足で機動しないなどである。
秋田の夏は暑いです。室内温度が高いです。冷房のない部屋では、特にノートパソコンは危険です。パソコンは、空気をケース内に吸い込みケース内部のチップ等部品を冷やし、熱をケースの外へ排気します。内部温度が上昇するとたくさん熱を排気しようとして冷却ファンの回転数が上がり「ブーン」とうなり出します。この状態が長く続くことはパソコンにとって好ましくないのです。熱の排気が追いつかないとパソコンは暴走し壊れます。では、どうすればよいのか!
1. 冷却ファン以外の放熱手段も得ることで改善されます。ノートパソコンの場合は、机とパソコンの間に隙間を作り、風通しを良くしパソコン下部を冷やすことで熱の上昇を抑えます。さらに、アルミ製の台に乗せて隙間を作るとより効果があります。デスクトップパソコンの場合は、ケースファンの追加や風量の大きなファンへ交換するといいでしょう。
2. 吸排気口付近に物を置かない。空気の入口、出口に物を置かないようにしましょう。また、ファンやケース内部のホコリも掃除しましょう。
もし熱暴走してしまったようなら、ノートパソコンなら、アイスノンなどを机の上に置き、パソコンをその上に設置(パソコン内部に水が入らないように注意)して、早急にデータのバックアップを取ってください。そして、「新しいパソコンを買わないとだめだ」と覚悟を決めてください。PR |
カレンダー
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
プロフィール
HN:
パソコン専門店アップデート
年齢:
59
HP:
性別:
男性
誕生日:
1965/08/21
職業:
パソコンの先生
自己紹介:
10歳ぐらいからパソコンを始める。設備用3次元CADの開発に10年携わる。その後家内の実家のある秋田県大館市に移り住み、パソコン教室を営む傍ら、大学等非常勤講師などを経て、現在パソコン専門店でパソコンの先生をしています。
|