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秋北新聞に掲載されたコラム原稿です。
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携帯電話ウィルスといえば「cabir」が有名ですが、この「cabir」というウィルス自体は無害です。しかし、携帯電話ウィルスの危険性を的確に知らしめています。携帯電話の機能の中に他の情報機器とやり取りをする通信機能がある(これによってお財布携帯が可能)のですが、この機能を使って近くにあるその通信機能を持つ携帯やパソコンなど情報機器へ情報送信や感染をしていくことを実証しているからです。問題となっているのは亜種や新種のウィルスで、ファイル削除など破壊活動を行い、携帯電話を使えなくするものがあります。この通信機能は約半径2mぐらい機能しますので、近い将来、外出先のレストランやオフィスで傍に座っている人からいつのまにか感染してしまったなんてこともあるかもしれませんね。
 携帯電話以外にもこんなものまでというのがあります。それは、音楽プレーヤーやゲーム機、CDなどです。昨年8月末、クリエイティブ社が日本向けに出荷したMP3プレーヤー4000台にウィルスが混入していた(メーカーホームページでは可能性があると記載されているがセキュリティー会社には混入して出荷したと報告している)らしいし、ソニーのPSPを起動不能にするマルウェアも発見されている。ソニーといえばソニーBMG社の一部の音楽CDに付けられたコピー防止機能がスパイウェアとして格付けされはじめたことも話題を呼んでいる。セキュリティー会社の中にはソニーに遠慮してかスパイウェアと呼ばず「イネプトウェア」という新しい分類を設けスパイウェアと区分しているところもあるのだ。それにしても今回のソニーのコピー防止機能(現在はデジタル著作権管理ソフト:DRMと呼ばれています)はちょっと危険である。なにせパソコンがクラッシュしてしまうこともあるようだし、直接駆除もできません。DRM自体は必要との見方が強いのですが、今回のソニーは酷いというのが大方の見方です。
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プロフィール
HN:
パソコン専門店アップデート
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1965/08/21
職業:
パソコンの先生
自己紹介:
10歳ぐらいからパソコンを始める。設備用3次元CADの開発に10年携わる。その後家内の実家のある秋田県大館市に移り住み、パソコン教室を営む傍ら、大学等非常勤講師などを経て、現在パソコン専門店でパソコンの先生をしています。
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