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秋北新聞に掲載されたコラム原稿です。
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12月5日午前1時20分頃、店に泥棒が入り、ノートパソコンやパソコンのパーツを盗まれました。盗まれた上に後処理等ゴタゴタし、コラムの原稿が遅れ、先週は休載しましたこと誌面にてお詫び申し上げます。
さて写真についてですが、みなさん写真の出来の良し悪しをプリントしたものをみて語っているようなので、プリントについて考えてみましょう。プリンターに用いられる解像度の単位はdpi(Dot Per Inch)です。dpiとは1インチ当たりに何個の点を用いて表現するかです。つまり印刷された画像は小さな点をいくつも並べて一枚の写真として見ていることになります。ですから、点をたくさん使える(dpiの数値が大きい)プリンターで印刷するとそれだけきめ細かい写真を印刷できるということです。ですが、それだけではまだ完全ではありません。なぜなら、1個の点(1ピクセル)で表すことができる色の数も重要だからです。パソコンの画面で表示した写真と印刷した写真は色合いが違っていたりしませんか?通常ご家庭でお使いのパソコンの画面は72dpi以上の解像度で1個の点が表せる色の数は約1677万色です。デジタルカメラもパソコンの画面と同様であるため、パソコンの画面はデジタルカメラで撮影された写真をほぼ100%再現しています。それに対しプリンターはインクが3色~7色で色の濃淡を考慮しても1ピクセルあたりで表せる色数は画面の比ではありません。プリンターは色の少なさを解像度で補っているということです。ここまで書くと気付いた人もいるかもしれませんが、パソコンの画面はdpi値が低いので細いもの(文字など)を表示すると判別しにくい(ばとぱなど)ということになります。人間の目はおおよそ350dpiが限界だそうで、これは15インチモニターだと4200×3150画素らしい。この辺から印刷物は300dpi~350dpiなのですね。きれいな写真を望むなら、プリンターはインクの数が多いもので解像度の高いものを選択するしかないとうことです。次回はモニター(テレビ)についてです。
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プロフィール
HN:
パソコン専門店アップデート
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1965/08/21
職業:
パソコンの先生
自己紹介:
10歳ぐらいからパソコンを始める。設備用3次元CADの開発に10年携わる。その後家内の実家のある秋田県大館市に移り住み、パソコン教室を営む傍ら、大学等非常勤講師などを経て、現在パソコン専門店でパソコンの先生をしています。
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