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秋北新聞に掲載されたコラム原稿です。
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北国には北国ならではの問題があります。パソコン雑誌等に決して載ることの無い事情があるのです。それは寒さが原因でパソコンが動作しなかったり壊れてしまう悲しいお話なのです。
パソコンには動作保証温度というものがあります。パソコンの取扱説明書に記載されています(最近は見かけなくなりました(ToT))。おおよそ10℃~35℃がパソコンの動作保証温度と言われています。「え~10℃(ToT)私の部屋は、早朝氷点下になってるよ。コップの水が凍ってるよ。」なんて人も?そこまでひどくなくても10℃以下は普通でしょ?そんな環境でパソコンを使って壊れても動作保証されていないのですから当たり前です。おおよそですから15℃ぐらいでパーツが動作しないということはよくあることです。CDが動作しない。無線LANが使えないなど。また、ノートパソコンなどですと寒い部屋から暖かい部屋へ移動してすぐ使うこともあると思いますが、この場合、パソコン内部が結露していて故障の原因になります。発煙や発火もあるようです。さて皆さん、これからの約半年間は、部屋を十分暖かくしてからパソコンのスイッチをオンしましょう。部屋を移動したときも少しパソコンを部屋に馴染ませてから使いましょう。そうそう、デジタルカメラも氷点下では動作保証されていません!デジタルカメラで用いるメモリーカードが氷点下で動作保証されていませんからね。それにしてもパソコン及び関連製品のなんと寒さに弱いことでしょう。車に寒冷地仕様があるんだからパソコンにも寒冷地仕様があってもいいんじゃないかなぁ。結露防止機能や冷えないパソコンとか。創ってみようかなぁ、でも買ってもらえるかなぁ?う~要望があれば創ろう、ご連絡お待ちしております。
次回は、「通話料無料の電話」です。
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最近、雷でパソコンが動かなくなったりインターネットができないという方の相談が多くなってきました。雷によってパソコンはどこまで壊れるのか?ひどいときはマザーボードという基盤が焦げ、基盤に接続されているハードディスクやCDドライブも動作不能に陥ります。パソコン内部だけに留まらずプリンターやモデムなども壊れたりします。不思議なことに複数パソコンがあったとしても、必ず全てのパソコンが壊れるわけでもないようです。雷の伝わる経路として電気のコンセントからという場合と電話線を通じてという場合が考えられます。まず行うべき対策は電源回りです。パソコンだけでなくプリンターやモデムなど周辺機器も雷対策が施された電源タップを使いましょう!パソコンに接続されている機器を通じて雷がパソコンへ伝わるのを防ぐためです。次に通信回線の対策をしましょう。電話の場合、モジュラー差込口に保護製品を取り付け、それに電話線をつなげます。ADSLの場合は必ずADSL専用の保護製品を付けるよう注意してください。これら雷対策を行っても100%安全というわけではありませんので先に忠告しておきます。パソコンは静電気でも壊れてしまうことがあるとてもナイーブな製品です。日頃からデータのバックアップをまめに行い、もしもの時に大切な写真や書類を失わないようにしましょう。壊れたハードディスクからデータを復旧するには大変な金額がかかります。なんだかんだで20万30万円以上はします。それでも100%復旧できる保障はありません。というか、雷の場合は十中八九無理でしょう。
雷だけではありません。とにかくパソコンは壊れやすいのです。なにせCDでさえ、記録したデータを60年位しか保てないのです。そう、永久保存できないのです。次回は、北国のパソコン事情についてです。
ウィルスってなんでしょう?ウィルスとは、コンピューター上で動く極めて小さなプログラムで、他のコンピューターへ増殖しようとします。ウィルスはプログラムされた内容により挙動が異なります。ウィルスがどんなことを行うのか見てみましょう。
       パソコンを破壊することを目的としたウィルス。
       パソコンの情報を盗むことを目的としたウィルス。
       ある特定のコンピューターを麻痺させることを目的としたウィルス。
       ある特定のコンピューターから情報を盗むことを目的としたウィルス。
       ③④を行うための踏み台となることを目的としたウィルス。
       突然音楽やメッセージを表示し、利用者を驚かすことを目的としたウィルス。
以上のような行動を行います。①の破壊活動は最悪の場合、パソコンが壊れます。最近のウィルスは、ひとつのウィルスで①~⑤の行動を複数個行うものが多く出回るようになりました。ウィルス対策を行わないでインターネットをはじめると数十秒でウィルスに感染してしまう場合もあります。また、スパイウェアやペーストといわれるプログラムも危険です。定義上ウィルスではありませんがウィルスとほとんど同様の行動をし、他のパソコンへ感染増殖しないだけで危険なものが多々あります。新しいウィルス対策ソフトは、これらスパイウェアにも対応しはじめていますので、まだウィルス対策ソフトを導入されていない方は早急に導入することをお勧めします。ただ残念なことに古いパソコンの場合、2006年版を導入できないものもありますのでご注意ください。また、パソコンの動きが重く(遅く)なりがちです。そのような場合はメモリーを増やすことで快適な動作を取り戻せます。次回は雷対策についてです。
企業がコンピューターを導入するにあたり注意しなければならないことがある。それは電動シュレッターや鉛筆削り機のように精度の向上とスピードアップが行える便利な機械を導入することと一緒にしてしまうことだ。
 手紙を書いてから相手に届くまでを見てみましょう。
       紙にペンで手紙を書いて、封筒に宛名を書いて切手を貼ってポストに投函する。
       郵便局が宛先郵便受けまで輸送する。
       相手は郵便受けを確認し手紙を読む。
これを機械化すると
       タイプライターやワープロを用いて手紙を書く。
       ③は従来通り。
でもIT化するとどうだろう。
       メーラーで手紙を打ち込んで送信ボタンを押す。
       相手もメーラーで手紙を確認し読む。
ポストに投函し郵便局員が相手に配達する紙もペンも進化(IT化)するといわゆるEメールになる。手紙を書くということでさえ、これだけ大きく工程がかわるのだ。仕事ともなればなおさらなのです。従来通りの工程でITを利用すると返って効率が悪い場合が多いことになる。ワープロやタイプライター代わりにパソコンを用いるのは無駄としかいえません。
コンピューターは便利すぎる道具だ。導入に当たっては現在の作業工程を見直し、効率の良い使い方を心掛けてほしい。あなたの会社はどうですか?効率の良い使い方をしていますか?「なんも、手で十分だ」、「パソコン無くても困らない」なんて言っている貴方、冷静に前向きにIT化に取り組んで見ませんか?前にも云いましたが、年齢は理由になりません。80歳過ぎてもビデオ編集を楽しむ方もいるのです。3歳で知育ソフトを楽しむ子供もいるのです。
「パソコンの選び方」でお解かりいただけたと思いますが、パソコンに使われている装置が非常に重要なのです。主な装置を「コンピューターの五大要素」といいます。
1、              制御装置(コンピューター内部にあるマザーボードと呼ばれる基盤にあるチップセット等)
2、              演算装置(CPU:中央演算処理装置)
3、              記憶装置(ハードディスク等)
4、              入力装置(キーボードやマウス等)
5、              出力装置(モニターやプリンター等)
これらのバランスが目的にあったパソコンを使うのが望ましいのです。
CAD(コンピューターで図面を作成する)やゲームなど、きれいに画面表示されないと困る方々はグラフィックボードと呼ばれる描画専門演算装置を装着するとレンダリング機能が飛躍的に向上し作業がスムーズに行えます。また、ビデオ編集をされる方々は、CPUの2次キャッシュの容量が大きく、メモリーも2GBほど積めば速く処理を済ませることが可能です。さらに、ビデオの取り込みを専用に行うハードウェアエンコード型キャプチャーボードを加えると良いでしょう。ハイビジョンカメラで撮影した場合ですと、ハードディスの容量も1TB以上必要です。もちろん、キャプチャーボードやモニターもハイビジョンを再現できる解像度が要求されます。自分で作曲をされる方もCPU・メモリ・ハードディスクは大容量のものが必要です。オンライントレードやCADの方々など変化状況を確認しながら随時決断を迫られる場合は、マルチモニター環境を確立されると良いでしょう。2つ以上のモニターを有効利用し的確な判断を下すことができます。静かなパソコンを求めるなら、アルミ製PCケースに静音FANや水冷クラーを組み合わせ大容量電源を搭載し、パソコン内部空間や処理能力に余裕を持たせると無音に近いものができます。


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プロフィール
HN:
パソコン専門店アップデート
年齢:
59
性別:
男性
誕生日:
1965/08/21
職業:
パソコンの先生
自己紹介:
10歳ぐらいからパソコンを始める。設備用3次元CADの開発に10年携わる。その後家内の実家のある秋田県大館市に移り住み、パソコン教室を営む傍ら、大学等非常勤講師などを経て、現在パソコン専門店でパソコンの先生をしています。
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